銀stagram

歪曲収差と収差補正

最近NEX-5Rのダブルズームキットを手に入れました。
それで、今日は試し撮りに行ってました。

お昼ごはんは前から食べてみようと思っていたコレ
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↑これはRX100で撮影





NEX-5Rの標準ズームは16-50mmとけっこう広角なのですが、
NEX-5につけると収差補正がかからないので、こうなります。
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なかなかよく曲がってくれている(笑)
同じ16mmでも、16/2.8の糸巻き型収差とは対照的に、たる型にぐいっときていますね。

そして、NEX-5Rにつけて、歪曲収差補正をかけると、こうなります↓
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同じレンズとは思えませんね。
あ、スープカレー、うまかったです♪

これは、SONYのレンズとカメラを設計するときに、(少なくとも小型のレンズは)
歪曲収差を残してシャープさを優先させて、
あとから補正してまっすぐにするという考え方が現れているようです。
RX100も、あの大きさからはかんがえられないくらいシャープです。
しかもズームレンズ。
シャープさ優先で専用レンズの設計をして、カメラの方で補正しているからこそ可能なのでしょう。

実はこの考え方はSONYが初めてじゃありません。
パナのコンデジの高倍率なんかは、ずっと前からやっていることなんですね。
でも、パナも最初じゃなくて、実は人間の目がそういう設計になっているんです。

人間の目のセンサーは網膜ですから、球形になっていますね。
これに像を結ぶのですから、必然的に直線は曲がって結像します。
ところが、私たち人間は、曲がった像をまっすぐに補正してみているので、
直線がまっすぐに見えるわけです。どこで補正をしているのでしょう。

脳ですよね。
人間の目と脳は、同じ思想で設計されているからこそ、
私たちは直線をまっすぐな線として見ることができるわけです。

ですから、SONYさんのやり方はレンズの性能を一番引き出す正しい方法だと思っています。
がんばれ、SONY。

ところで、この補正のことを知っちゃうと、純正レンズかレンズメーカーかで悩むときに、
なかなかレンズメーカーのレンズを選びにくくなってしまうかもしれません。
収差補正のレンズデータって、レンズに格納されているのかな。
だとしたら、そのデータをボディが正しく読んでくれたら、正しく補正されるはずですよね。
そうだとしたら、レンズメーカーのレンズでもうまく補正できるはず。
どうでしょう、シグマさん、タムロンさん。
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by silverns | 2014-01-13 17:01 | NEX-5R | Comments(0)
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